gesel's diary

万国のプレカリアート団結せよ 立憲民主党 社民党とれいわ新鮮組の力で変えよう

吾妻渓谷

 お世話になります。
 辛いことながら、先の通達は現実のものとなってしまっています。
 吾妻渓谷の「仮締切」工事が進んでしまって、滝見橋下の仮排
水トンネル直下には、数台のユンボ川床を削る轟音が響いて
ます。
 
 そして、堰きとめられて小さなミニダム湖的景観になりつつあ
ます。
 仮排水トンネル吐け口からは、迂回させられた水がしぶきをあ
げて、小蓬莱脇に勢いよく突き当たって流れています。
何ともショックな光景でした。
 
 さらに悔しいことに、「冬期間閉鎖中」で、通例、4/1には通行
解除されていたのに「瀧見橋」には、もう本当に降りられないこと
現実となってしまってました。
 なんと、ダム堤完成年度とされている2020(平成32)年3月31
日までだそうで、その時は、「白糸の滝」も含め一帯は湖底に沈
んでしまっているのですから、腹だたしいかぎりですよね。
 
 実は、明日群馬県東毛地区30数名の方たちを現地にご案内
する予定ですので、締切解除を密かに期待しておりました。
 こんな拙速な措置を講ずられるとはおもいませんでした。
 八ッ場ダム工事事務所は、質問事項への回答に去る3/19に
対応してくれた際には、「全く不明」と応えたのでした。
 先月末にも、工事現場には立ち入り禁止なので、滝見橋上から
しか私達には見られず、著しい変化が見出だせなかったので、多
忙に追われるままに幾分安心してしまっていた不明を恥じる次第
です。
7月末日終予定の請負業者による吾妻川での工事開始は3月半
ばからとの由
仮にも「名勝吾妻峡」として国の指定を受けた景勝地なのですから、
冬期間閉鎖が終わったら、一定期間の解放が予告されるものと想っ
てました。(本体工事には悪まで反対で、容認しているわけではあ
ませんが……)
しかも、左岸にある公衆トイレまで鍵をかけ閉鎖されていたのです。
管理者の長野原町に問いましたら、八ッ場ダム工事事務所の命
令との由。けれど、同事務所f相変わらずの逃げの一手で担当者
への連絡は未だとれません。
 
下流、ダム堤下の「鹿とび橋」は東吾妻町分なので、現在は右岸
遊歩道の大雪被害後の整備が終了する4/25からは解除され、
右岸小蓬莱入口までの遊歩道散策が可能になるそうです。
東吾妻町は❝漁夫の利❞的に言われながらも「吾妻渓谷観光」に
力をいれています。
 
明日早朝からの案内を控え整えなければならないこともあり、意を
つくしきれませんが、無念かつ無惨でなりません。まさに斬鬼の思い
にたえられません。
皆様、何とか力を結集して、対峙したいものですね。
 
 現場写真等につきましては下記の拙いブログにも一部記してあり
ます。(見聞調査した全容は時間に追われるままにまだ記きれてい
ないのですが、随時書きしてまいりたいと思ってます)
        http://s35.gunmablog.net/
何はともあれ、吾妻川の惨状に心急かれてお知らせさせて戴く次第
です。