gesel's diary

万国のプレカリアート団結せよ 立憲民主党 社民党とれいわ新鮮組の力で変えよう

名護市市長選挙

皆様

名護市長選もあと1日を残すところとなりました。今日はめっきりスエマツ候補の表立った動きが減っているようです。街宣車等の音が余り聞こえてきません。一方で、企業周りや、戸別訪問をやって、一人ひとりを潰しているのだろう。彼らの選挙事務所のひとつは入り口にブルーシートを全面に張り、外から中が見えないようにしています。怪しいのです。他方、本日小渕優子衆議院議員が応援に入ったと報道されています。

私は原稿(既報)を書き上げた後、稲嶺ススムと共に歩む会の東江(あがりえ)交差点(サンエー前)での朝立ちから撮影に入りました(〜8時30分)。この通りからススム会の事務所に行く途中、スエマツ派の看板(「新リーダー誕生 あなたの一票で名護が動きだす」 昨日の記載は不正確でしたのでこのように訂正します)が稲嶺派の看板の上に完全に重なる形で被せた箇所を複数発見。撮影。明らかに選挙妨害です。看板の多さも尋常じゃない(赤旗紙によれば、宮里地区でも同様な箇所があった)。
その後、9時30分〜11時まで、いよいよ私も「ススム」カラーの上着を着て、3人で自転車隊を編成し、市街周辺を回りました。外に出ている人に挨拶をかけながら「ススム」を印象付けていきます。はっきりと手を振って呼応してくれる人、笑顔で応じてくれる人もいれば、社交辞令で返してくれる人など様々です。
 午後は辺野古テントでの座り込みに参加。天気がよくなり、ここぞとばかり辺野古の浜から観た辺野古の海を撮影しました。この海を観ていたら、ここを潰すなどありえないと思わないのが、不思議です。金に欲の皮が突っ張っている人間は、おぞましいものです。
16日の石破の「名護市振興基金 500億円」構想は、口からデマかせ程度のもののようで、予算の裏づけもないことも明らかになりました。明白な利益誘導であり、公職選挙法違反です。

夕方に名護市街地に戻りました。今日は17時に名護十字路で街頭演説会。ススム会は道じゅねー(練り歩き)をしながら、会場に向かいます。私は一足先に十字路へ。すると誰かが「島尻安伊子がいる」と教えてくれました。どれどれと自分が走る(車じゃありません)速度を落としながら良く観ると「自民党」と書いてある軽自動車の助手席に座っている。カメラを向けると笑顔に。さすがプロです。ただの移動のようです。どこに向かうのか?

稲嶺進候補は歩いて名護十字路に登場。ススムコールの中、進みます。歩きながら、笑顔で握手。大勢の人たちが続きます。名護十字路に戻り街頭演説会が始まります。比嘉祐一市議会議長がご挨拶の後、本人の演説が始まりました。実績を示しながら、名護をつくるのは名護市民ですと呼びかけます。基地問題にふれ、中央に屈することなく、名護の心を示しましょうと。その中でも沖縄戦にふれ、基地を造れば、戦争になりかねないとも強調されました。安倍政権を意識しているのです。名護市民ががんばろうと。拍手に包まれます。この場に集まったのは約450人でした。
この場にも山本太郎参議院議員は来ていました。18日までいるそうです。最後まで共にがんばってくれるようです。

最後にスエマツ文信候補のチラシを紹介します。「スエマツ文信で経済と雇用が拡大 私たち名護市民は、現実的な選択をしましょう!」とあります。彼等は再編交付金約261億円と石破基金500億で、つまり基地を造って住民サービスの使用料等を大幅に軽減すると言うのです。しかし彼等は不都合な真実に目を塞ぎます。基地・兵隊による事件・事故の増大、日常的に飛び交うオスプレイ、騒音、壊したら二度と取り戻せない生物達や海の環境。これが「現実的な選択」なのですか? 基地は人殺しの拠点です。演習もそのために行うのです。
彼等は都市型リゾートを造るといいますが、その上をもオスプレイやヘリ群が飛び交うだろうことを考えていません。市役所の市街地への移転で防災拠点をといいますが、どちらも標高はほぼ同じ。ただ大きな建物を立て儲けたいだけでしょう。彼は建築設計技師であり、建築業界に顔の効く人間です。こういう男が名護の長になれば、立派な建物は建つのかもしれませんが、廃墟になりかねないという恐ろしさをも予想しないわけにいきません。彼らの後ろ盾は安倍政権ですから。

今、地道でも市民が主体になる政治選択をしなければ、取り返しのつかないことになりかねないのです。金に私達の心と命を任せるわけにはいきません。未来の子どもたちのためにも。

これから選挙戦最終日です。