gesel's diary

万国のプレカリアート団結せよ 立憲民主党 社民党とれいわ新鮮組の力で変えよう

国労の和解をjrは守ってください

元鉄建公団訴訟原告(元国労東京闘争団)  佐久間 忠夫
元鉄建公団訴訟原告(元国労佐賀地区闘争団)猪股 正秀
元鉄建公団訴訟原告(元国労北見闘争団)  中野 勇人

国鉄労働者1047名の闘いは、一昨年6月28日に最高裁での「一括和解」が
成立し、「年金・解決金」に相当する「金銭」部分について決着しました。それ
以降、残された最大の問題である「雇用問題」について政府の責任による解決
 を求めてきました。しかし、JR7社は昨年6月13日、政府が取り次いだ3党の
雇用要請に対して連名で「雇用希望者の採用を考慮する余地はない」などとし
て、即日拒否しました。これを受けて、原告団など4者4団体も四半世紀に及ん
だ国鉄闘争に一定の区切りをつけることとなりました。そして、当事者である原
告に雇用問題を残したまま、各闘争団・原告団は「解散」となりました。

しかし、私たちは「雇用を断念せざるを得ない」ことはどうしても納得できません。
 政治合意を受け入れる際、私たちも含め各原告・団体も裁判上の和解を行う
ことで承諾書に署名・押印して政府に提出しました。これは、単なる人道的な合
意ではなく、政府と四党が責任を持って署名・押印した文書ですから、政府によ
る雇用実現の努力の約束が果たされるべきものです。しかし、政府のこの約束
 は果たされていません。

これまでJRへの採用に関して、私たちは、自民党政権時代から約束を反故にさ
れ続け、人生を狂わされ続けてきました。また、「自分たちはこの問題の当事者
ではなく関係がない」とでもいうような態度をとり続けているJRを許すことは絶対
 に出来ません。

政府の約束不履行責任、JRの責任は消えることはありません。したがいまして
「国鉄闘争」は私たちの中では終結していません。私たちは、「不採用問題は終
わっていない!」として、政府・JRへの責任を追及し続けていくこくことを宣
言し、中野勇人 国会前マラソン行動 佐久間忠夫・猪股正秀 連帯ハンスト・
座込みを取組んできました。集約集会を開催しますので、ぜひご参加ください。


2012年1月27日(金)〜2月16日(木)9:00〜17:00 衆議院
第二議員会館前
*マラソン、ハンスト・座込み支援カンパや支援行動にご協力ください。
主催:JR不採用問題は終わっていない!元国労闘争団3人を応援する実行委員
会(3人を応援する会)

【連絡先】佐久間 忠夫 090−5539−5955

【呼びかけ】むさん法律事務所(大口昭彦・長谷川直彦)首都圏なかまユニオン
 松原明(ビデオプレス)松岡宥二(運転者ネット)丹羽良子(解雇争議当該)
三一書房労組 佐藤昭夫(弁護士)萩尾健太(弁護士) 他